12年1月24〜25日、橋下徹 twitter 90分 42投稿のまとめ。

橋下徹大阪市長が深夜に大量ツイートし持論を展開した、「1月24日朝日新聞、記者有論。山川記者。学者の批判は、現実の実態分析が全くなくただの空論」との書き込みにあるように朝日の記事が琴線に触れたようで90分で42ツイートした、ペースに乗せるとこの量と速度で一気に捲し上げられるから、普通の人間じゃ口喧嘩では勝てません。

橋下氏はちょくちょく大量投稿をすることがあるので、チェックしやすいようにまとめていきたいと思います。

量が多いのでざっくり分けると3点

  1. 朝日新聞記者に反論、教育委員会の問題
  2. 産経新聞の藤井教授の復興論に異議
  3. 東京都とは違う大阪都構想

twitterのタイムランだと新しい投稿が上になり文脈が繋がりにくくて読みにくいので、投稿情報を薄くし、タイムランを逆にしてまとめました、全文転載です。

1・朝日新聞記者に反論、教育委員会の問題

t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:27:28 via ついっぷる/twipple

1月24日朝日新聞、記者有論。山川記者。学者の批判は、現実の実態分析が全くなくただの空論。山川記者は、教育委員会の形骸化を認めつつ、首長は教育委員の任命によって教育に関与できるのだからそれでいいじゃないかとの論。関与という抽象論だと誤ってしまう。

 t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:29:35 via ついっぷる/twipple

僕が言いたいのは、政治マターと教育マターの区別。教育マターには政治は関与していはいけない。政治マターなら政治の関与は必要。もちろん何が教育マターで何が政治マターなのかの実質論が必要になる。修学旅行の下見を先生がするのに、大阪では電車代しかでない。バス移動の修学旅行でも。

 t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:32:32 via ついっぷる/twipple

先生はマイカーで下見をするが、電車代しかですに赤字。これは現実に合っていないが市教育委員会は何十年前かの府教委の通達に従って電車代しか出さず。先週実態に合わせるようお願いをした。こういうことは教育論の問題ではない。教育委員が現場の声を組んで事務局に指示を出し動かすことはできない。

t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:34:24 via ついっぷる/twipple

こういうことは行政のマネージャーがやるしかない。行政のマネージャーのトップは首長である。一事が万事、今の教育委員会制度はこのように政治・行政マターと教育マターが混在している。優秀な医師が優秀な病院経営者ではない。優秀なプレイヤーが優秀な監督ではない。

t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:39:25 via ついっぷる/twipple

教育委員は教育におけるプレイヤー(の師範)であり、組織のマネージャーではない。ここの整理が必要だと僕は言っているのである。教育方法という技術論に民意の反映は不要であろう。これは教育委員に任せれば良い。しかし世情を捉えての教育が目指すべき方向性は民意の反映が今よりも必要である。

 t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:42:42 via ついっぷる/twipple

その方向性に従って教育委員が教育手法を取捨選択して民意の裏付けのある方向性を実現していく。方向性が間違っていれば選挙で審判を受ける。選挙で教育目標がころころ変わっていも良いのかとよく言われるが、では逆に世の中の変化から隔絶された教育目標でも良いのかという点には誰も答えない。

 t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:44:39 via ついっぷる/twipple

教育は目標が変わらない方が良い、安定性、継続性が大切だというインテリが多いが、その理論的な根拠は何もない。ただただ教育は変化しない方が良いというそのインテリの価値観に過ぎない。選挙で審判を受ける目標と審判を受けない目標。どちらが良いかは価値観にもよるがやはりチェックは必要だろう。

 t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:47:03 via ついっぷる/twipple

安定性や継続性は、有権者から離れたところで論じるものではない。選挙の場で立候補者が教育論争し、最後は有権者が選択することに委ねるしかない。継続で行くのか、微修正で行くのか、変更するのか、最後は有権者の判断しかないだろう。ただし教育手法は専門領域。ここは選挙に晒すものではない。

t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:49:39 via ついっぷる/twipple

さて山川さんは、維新の会の教育基本条例について十分お読みでないようだ。首長は目標を定めるだけで、教育委員に対しても罷免権を通じての働きかけしかできない。直接の指揮命令権はない。ましてや教育現場には人事権の発動を含め直接統治はできない。現場を統治するのはあくまでも教育委員会である。

 t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:51:41 via ついっぷる/twipple

学校目標、校長の人事、教員の評価・処分に、外部者や保護者の関与を定めているが首長は直接介入できない。このバランスは崩していない。教育委員会事務局が独占している人事権・評価権を改め、外部者・保護者に関与してもらう言うのが教育基本条例の肝なのである。

2・産経新聞の藤井教授の復興論に異議

 t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:54:20 via ついっぷる/twipple

同じく24日産経「正論」には愕然とした。藤井教授の震災復興で日本を強くするという趣旨の新書を読んでいたが、現実の政治・行政を預かる僕には、何も響かなかった。そして今回の正論。学者論評の典型だが、まず今の中央政府が機能しているという前提から入っている。現在の実態分析が何もない。

 t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:56:36 via ついっぷる/twipple

行政機構が機能するためには、決定権と責任がはっきりとしていること。そして仕事の役割分担がきちんとなされていること。これが全てである。そして今の中央政府は、これが全くなされていない。だから行政機構を作り直そうと僕は言っているのである。

 t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:58:17 via ついっぷる/twipple

藤井教授は、一から最適な政体を設計できる万能な人間などこの世にはいないという。確かに世の中に完璧な制度などない。しかし今よりも少しでも良いものを作ることに挑戦するのが政治である。学者は完璧な制度を研究するのが仕事なのであろう。

 t_ishin/橋下徹2012/01/24(火) 23:59:44 via ついっぷる/twipple

そして藤井教授は、僕の言うところの地方分権、中央政府の解体が、中央政府の不存在だと曲解している。地方分権とは、中央政府と地方政府の役割分担の明確化である。現在、仕事がオーバーフローして機能していない中央政府を、身軽にして機能するようにする。これが地方分権なのである。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:01:32 via ついっぷる/twipple

藤井教授は行政機構をマネジメントしたことがない。ゆえに今の中央政府が機能不全に陥っていることが分からない。中央政府がやらなくてもいい仕事を中央政府がやっている。そのことが中央政府を弱くしているのである。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:03:55 via ついっぷる/twipple

そして国の出先機関を地方に移管することに反対しているが、これは国交省官僚の主張そのものである。まだこんな論を張るのかと愕然とした。確かに今回の東日本大震災において地方整備局は大活躍した。しかし地方へ移管しても同じ機能を発揮させる仕組みを考えれば良いのである。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:05:41 via ついっぷる/twipple

学者さんが陥るのは、問題提起された新しい制度についての批判点だけを挙げる。現実の政治・行政で重要なのは、現在の制度と新しい制度のどちらが良いのかという比較である。現在の制度の問題点の分析なのである。藤井教授は非常事態に備えて現在の地方整備局を維持せよと言われる。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:08:01 via ついっぷる/twipple

ところが現在の地方整備局の仕組みで、非常事態ではなく平時において、どれだけの問題点があるのかの分析が全くない。非常事態においては現在の地方整備局の形が必要だ!という主張しかしていない。地方の首長が現実の行政を仕切るにあたって、国の出先機関との関係でどのような問題意識を持っているか

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:10:39 via ついっぷる/twipple

藤井教授の考えの根幹には中央と地方が相互に補完する関係を基調としている。現実の行政とはかけ離れた認識だ。これだけ複雑化した現代日本において行政の仕組みは複雑怪奇になり過ぎた。そして決定権と責任が全く分からなくなってしまった。非常事態が起きたときの行政機構の混乱ぶりは酷過ぎる。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:12:09 via ついっぷる/twipple

今新しい国づくりとしてやらなければならないことは、国と地方、そして地方部においても広域行政と基礎自治行政の役割分担、決定権と責任の整理・明確化。これが急務である。日本の中央政府を強くするためにも国の仕事をはっきりとさせて決定権と責任を明確化させる。これしかない。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:14:05 via ついっぷる/twipple

行政機構も現実の人間が動かしている。生身の人間ができることなど知れている。藤井教授は中央政府にとてつもない幻想を抱いているがそれは研究室での話しだろう。普通の人間が適切・的確に仕事ができるような行政機構に改める。国と地方の役割分担。これが地方分権である。

3・東京都とは違う大阪都構想

t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:16:00 via ついっぷる/twipple

そのとっかかりが大阪都構想。大阪において広域行政と基礎自治行政を整理する。それによって国との役割分担も明確化する。ただこれは統治機構の変革。現在の体制を変えたくない側との大戦になるし、これまでやってきたことのつぎはぎ改善では無理。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:17:49 via ついっぷる/twipple

そこで現在の体制を一度壊して新しく作り直そうという政治・行政プロセスが必要となる。これが現実の政治・行政論。今、大阪府・大阪市においてやっている作業がまさにこの作業。これまでやってきたことのつぎはぎ改善ではない。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:20:30 via ついっぷる/twipple

非常時に現在の地方整備局の体制が必要だと言う前に、現在の地方整備局の問題点をしっかりと分析すべきだ。現実の制度に完璧なものはない。現在の制度と新しい制度のどちらが良いのかの比較考量だ。今の地方整備局の体制では、平時において中央政府を弱くする。中央政府の管理スパンが大き過ぎる。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:22:36 via ついっぷる/twipple

地方整備局を地方に移管して、中央政府のやらなければならない仕事をもっと絞り込み明確化する。政治エネルギーを、外交・防衛・マクロ経済・通貨政策・ナショナルミニマムの社会保障などに集中投下する。これが中央政府を真に強くする方策だ。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:24:23 via ついっぷる/twipple

藤井教授は現在の体制で中央政府が強くなるとでも思っているのか?政治家を変える?もっと官僚組織を大きくする?組織が大きくなることと強くなることは全く別物。組織が強くなるということは大きさではない。機能することだ。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:27:45 via ついっぷる/twipple

国の出先機関、特に地方整備局を地方移管しても非常時に対応できるような仕組みを探る。これが現実の政治・行政論である。藤井教授の震災復興の著書が、現実の政治・行政を預かる僕の心に全く響かなかったのは、藤井教授の政府の実態分析の弱さ、そして組織を動かした経験のないことに起因する。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:31:30 via ついっぷる/twipple

新幹線の中に記事を置いて来てしまったので、どの記事か忘れたが元東京都職員の学者さんが、東京において23区を止めて東京市にしようという動きがあるということで大阪都構想を批判していた。大阪都構想は広域行政と基礎自治行政の役割分担の話し。

t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:34:24 via ついっぷる/twipple

この記事を読むと今の東京都と23区で役割分担がうまくできていないとうだけで、23区を廃止して東京市にまとめるという結論を導くものではない。今の23区という基礎自治体を廃止することはあり得ない。もしあるとすると、広域行政体を東京都から東京市に縮小するということだろう。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:39:25 via ついっぷる/twipple

東京23区は大阪市の3倍近くの面積があり、5倍以上の人口がある。大阪市とは規模が全く異なる。東京23区はむしろ大阪府の規模である。東京23区を一つの都市のまとまりと考えるのであれば、東京市で広域行政を引き直すという考えもあるであろう。しかしその中に必ず基礎自治体は必要である。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:41:17 via ついっぷる/twipple

東京市に広域行政を縮小させても、基礎自治体としての23区が廃止になることは絶対にない。23区を廃止にすれば住民自治の破壊である。大阪都構想は、大阪市という単位はなくすが、都市のまとまりに合わせて広域行政体を大阪府の範囲に設定し直すものである。大阪市を大阪府域まで拡張するイメージ。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:43:08 via ついっぷる/twipple

この学者さんの主張は良く分からないが、都と23区の役割分担がおかしいのであればそこを正せば良い。わざわざ東京市を作る必要はない。もし東京市を作るにしても、その中の23区を廃止するなど絶対にない。900万人の基礎自治体など絶対にあり得ない。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:46:27 via ついっぷる/twipple

このように学者さんの意見は現実無視のことが多いが、ネットニュースではなるほどなという意見がありました。Japan Mail Media橋下市長の政治手法は何が問題なのか。あーやっぱりここが問題なんだなと改めて感じました。都構想(システム論)と政策論の区分けです。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:48:42 via ついっぷる/twipple

都構想では大阪の将来像が分からない。単なる行革ではないかとご意見を頂きました。これ、僕の説明が足りない証拠ですね。この原因は知事(当時)が代表を務める首長政党という特殊性によります。僕は現職の知事として大阪の将来像について大阪府として様々なものをまとめました。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:50:48 via ついっぷる/twipple

将来ビジョン大阪に始まり、2010年12月にまとめた大阪府成長戦略、先日特区申請を受けた国際戦略総合特区、観光戦略、文化振興戦略、都市魅力創造戦略、自治体外交戦略、関西広域連合産業ビジョンなどなど。このような政策は現職の知事時代にまとめたものでありこれは大阪府の政策となっています

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:52:00 via ついっぷる/twipple

税金を使って作った政策ですから維新の会の政策とは言えません。しかし僕は知事であり維新の会の代表でもあるわけですから、橋下が描く大阪の将来像は何かと言われれば、知事時代にまとめた政策だということになるわけです。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:54:31 via ついっぷる/twipple

Japan Mail Mediaによる批判は、大阪維新の会の大阪都構想しか見ていないのでしょう。僕が知事時代にまとめ実現しようとした政策は大阪府の政策であり大阪維新の会の政策ではないと判断されたのでしょう。それは正しいのですが大阪都構想目指す大阪の将来像はこの大阪府の政策なのです

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:56:14 via ついっぷる/twipple

大阪都構想だけを見られますと、スクラップしか見えない。徹底した行革です。だからビルドがない、将来像が分からないと批判を受けます。しかし将来像は知事としてまとめ大阪府の政策として今も活きています。この政策を実現するために必要なものが大阪都という行政装置。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:57:40 via ついっぷる/twipple

大阪府庁と大阪市役所を再編し大阪都にすることは、これは役所である大阪府庁ではできません。法律改正も必要であり、ゆえに政治集団大阪維新の会を結成して大阪都を目指しているのである。役所でできないことを政治で実現する。そしてこの大阪都で実現する政策は、これは大阪府の政策。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 00:59:00 via ついっぷる/twipple

ここが難しいんですよね。これまで誰も考えたことがない。大阪府が作った政策なら、大阪府が実現できることが当り前と思われている。ここが違うんです。政策は誰でも作れます。しかし実現しようと思ったら、実現するための装置が必要。政策作りは大阪府庁の職員でできました。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 01:00:51 via ついっぷる/twipple

しかしその政策を実現するためには大阪府庁の組織ではダメなんです。大阪市役所と大阪府庁の再編が必要であると僕らは認識した。だから大阪維新の会を結成したのです。Japan Mail Mediaの冷泉さん、大阪都構想は装置です。これによって目指す将来像は大阪府のHPに掲げています。

 t_ishin/橋下徹2012/01/25(水) 01:02:05 via ついっぷる/twipple

僕が知事時代にまとめた、各種の政策、大阪の目指すべき将来像を冷泉さん、是非見て下さい。現在も大阪府のHPに掲載されています。特に大阪府成長戦略です。これらの政策を強力に推進していく装置が大阪都構想なのです