東京電力が家庭用電力のピーク時値上げ、時間によっては値下げ、試算してみた。

東京電力が家庭向けにピーク電力の値上げプランと通常の値上げを発表しました。

電気料金の値上げについて

平成24年5月11日東京電力株式会社

原子力事故の発生以降、原子力事故による被害者の方々への損害賠償、福島第一・第二原子力発電所の安定状態の維持と福島第一1~4号機の廃止措置に向けた取り組み、安定供給の確保などの重要課題に、全社一丸となって取り組んでおります。

その中で、電気の供給につき東京電力発表別表2のpdfより引用ましては、福島第一・第二原子力発電所の停止に加えて、当社が電力購入している他社発電所の被災、柏崎刈羽原子力発電所の停止の長期化などに対して、火力発電の焚き増しや長期間停止していた火力発電所の運転再開、また、ガスタービンなど新たな電源の緊急設置などに全力で取り組み、供給力の確保に努めてまいりました。その結果、火力発電への依存度の高まりにともなう大幅な燃料費の増加等が生じている状況です。

しかしながら、徹底した経営合理化の取り組みをもってしても、燃料費等のコスト増分を賄いつつ、深刻な経営状況から脱却することは極めて困難な見通しとなっております。このため、現在の料金水準のままでは、今後も営業赤字が発生し続け、欠損が累積していくこととなります。

平成23年度における事故収束のための支出や燃料費負担等にともなう純資産額の急速な減少により、当社の財務基盤は既に極めて脆弱な状態にあり、この上、自律的な資金調達が不可能なまま、欠損の累積により財務基盤のさらなる弱体化が進むと、電気の安定供給をはじめ事業運営に深刻な影響を及ぼすおそれがあります。

当社といたしましては、苦渋の決断ではありますが、こうした事態を避けるため、平成24年7月1日を実施期日として、徹底した経営合理化を前提とした上で、燃料費等のコスト増加を織り込んだ最低限の電気料金値上げを申請することとした次第です。

経済制裁による石油の値上げが痛い

野田内閣に限らず民主党政権の目的は国力低下とネトウヨ的思考に行き着くんですが、値上げの大きな理由は火力の燃料費が高いこと、原発の稼働ができない状況で火力への依存が高まるのは中2でもわかる事ですが、アメリカに同調しイラクに制裁処置を行って石油価格を釣り上げ工作をし国益を損なう行動を取った安住淳経済大臣と玄葉外務大臣の罪を問いたい。

日米関係を重視するならアメリカに石油価格の保証もしくは現行以下の価格で仕入れられる条件の担保し同意した上でのイラクへの経済制裁なら理解できるがあまりにもお粗末で無策すぎて話になりません。

NHK ピーク時は5倍 東電新料金プラン東 京電力は、家庭向けなどの料金値上げの申請にあわせて、節電を促すため夏場の昼間の需要のピーク時間帯に当たる3時間の料金を高く設定する一方で、深夜・ 早朝には、そのほぼ5分の1の料金とするなどとした、新たな料金プランを設けることを発表しました。
発表によりますと、新たな料金プランでは、7月1日から9月30日の期間には、午後1時から4時までの日中のピーク時間帯の1キロワットアワー当たりの料金を44.6円と、通常より大幅に高くする一方、午後11時から翌日の午前7時までの、需要が比較的少ない深夜・早朝の時間帯は、ピーク時間帯のほぼ5分の1の9.17円にするとしています。さらに、このほかの時間帯も、1キロワットアワー当たり26.53円と、通常の料金よりも高く設定します。

NHKの記事を見ると大幅値上げに見えますが、元々あったナイトプランにピーク時の値上げを加算した新プランで通常の時間帯は値下げというやや複雑な形になっていて、原子力が動かせない東電の苦肉の策と感じられる設定になっています。

従来のナイトプラン料金

今回発表の ピークプラン時間帯によっては安い。

東京電力発表別表2のpdfより引用

理論上お得感を煽ってますが上手いところをつまんだ資料です。

ピークシフトプラン(ピーク抑制型季節別時間帯別電灯)

一般の家庭の月額平均が約290kwhで月額6800円程度で契約も30〜40Aがほとんどなのに家庭用の上限の60A契約を持ちだしていて540kwh月という数字を使ってお得感を煽るのは不適切でまだ自分の会社がおかれている立場が理解できてないようです。

ほとんどの家庭で契約している従来型のプランもあります、生活の時間帯によってナイトプランとどちらがお得か考えて契約しましょう。

という事で実際に東京電力でピークシフトプランシミュレーションしてみた。

設定は従来契約で普段から節約していて月の電気利用が250kwh、40A契約、エアコン嫌い、昼間も在宅でスマイルキッチンプラン無しにしました。

携帯のプランシミュレーションと似たようなツールで初めてでも3分もあれば計算できます。

http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/calc/index-j.html

申請中の電気料金単価を選択

契約内容入力

東京電力発表別表2のpdfより引用年間の総使用量が算出されます。

スマイル・クッキング割引(200vのIH利用契約)の有無

平日昼間の在宅とエアコンの利用頻度

適当に振り分けされる。

そして結果発表!

差額+14,352円デス。

昼間炊事する主婦がいる家庭だったらこんな感じで2割近い値上げになっちゃいます。

東電の生活騒音&睡眠破壊工作(笑)

東電配布の上のピークシフトのメリット活かすレシピ、とてもじゃないですが日本の住宅事情が見えていないですね。

深夜にアートやマンションで掃除機や洗濯機なんて回していると、お隣さんからクレーム来るし生活騒音の揉め事は増えていて殺傷事件なんかもあります、住宅事情が良くて近所からクレームが来なくても深夜や早朝に掃除機の音なんて考えただけで気が狂いそうです。

東電の資料を見ても節電だピークシフトだと言っても節度ある送りましょう。

民主ガー東電ガーと最後にガーガー言います。

ピークシフト案自体は悪くもないんですが、電力量が減る土日祝日の家庭への料金の配慮などもあって当然かと思いますし、少ない発電で生活に不便が起きないよう家庭用のバックアップ電源用の大容量電池を配布して深夜貯めて昼に使うとか複合的に抑えるよう、あと2手ほど知恵を絞ってほしいかと思いました。

原発事故があって住民の反対があって原発再稼働が難しく電気不足は予見できたことだけに、蓄電池の準備とか1年あれば色々対策出来たと思うんですが、原発ありきで乗り越えようとした東電と外交によるガソリン値上げの対応が残念でなりません。

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